国際HPV啓発デー
- 大河 古田
- 2021年3月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年4月7日
3月4日は「国際HPV啓発デー」です。
2018年から、全世界80以上の団体・組織がHPV(ヒトパピローマウイルス)について、広く知ってもらう目的で様々なキャンペーンを行っています。
HPVは、身の回りにありふれたウイルスであり、普段の生活の中で誰しもが感染する可能性があり、細かいキズから皮膚や粘膜の奥まで入り込み感染します。一般の女性の8割は、一生に一度は感染するとの驚きのデータもあります。
しかし、ウイルスに触れただけでは感染しないため、温泉やプールなどから感染することはないといわれています。
HPVは子宮頸がんの原因の95%以上を占めるとの報告があります。また、そのほかにも、中咽頭がん、陰茎がん、肛門がん、膣がん、外陰がんなど、男性もかかるがんの原因にもなっています。
身の回りにありふれたウイルスで、しかもがんの原因になる厄介なウイルスではありますが、ワクチンの開発や安全性に関する多くの研究のおかげで「感染を予防できるウイルス」に変わってきました。
しかし、日本ではHPVワクチンに関するネガティブなイメージが払拭できていないため、接種率が低いというのが現状です。
「みんパピ!」というプロジェクトがあります。
一般社団法人 HPVについての情報を広く発信する会 が運営しているプロジェクトで、HPVに関する情報をわかりやすく啓発しています。
とてもおすすめなのでぜひ一度見てみてください😃
みんパピ!ーみんなで知ろうHPVプロジェクトー ホームページ




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