関係性
- 大河 古田
- 2021年5月12日
- 読了時間: 2分
2021.5.12
天候が不安定な日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日も先日の多職種勉強会から学び気づいたことについてつづっていこうと思います。
勉強会の後半は、認知症の方の事例をもとに、どう対応していけばよいのかを話し合うグループワークでした。
【事例】
・デイサービスで入浴するのを嫌がるケース
・宿泊サービス利用時に帰りたいと希望するケース
グループには訪問看護師の方、ホームヘルパーの方、医療事務をされている方がいらっしゃいました。
様々な意見や経験談が出るなかで共通していた点があると思いました。
「きくこと」と「関係性」
きくこと
これは先日も書きましたが、コミュニケーションをとる上で「話をきく」ことはとても大切です。なにかを嫌がったり主張するのには必ず理由があるはずです。最終的に理由がわからなくても、きくことで感情を受け止めるだけでもよいと思います。
関係性
入浴や夜を過ごすということはプライベートな領域であるため、信頼していないと怖いものですよね。感情的になってしまう理由もわかる気がします。
生活に関わるサービスを提供する場合は、「サービス提供者 対 利用者」という関係から一歩踏み込んだ「人間 対 人間」の関係性をつくっていくことが大切だと感じました。
それには「きくこと」(理由をきいてあげること、感情を受け止めること)を日頃から実践していくことも大切なポイントなんだと感じました。
これは認知症の方に限ったことではないと思います。
日頃から「きくこと」と「関係性」を意識した生活を送っていきたいとおもいます。





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