グラデーションのなかで
- 大河 古田
- 2021年5月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年5月4日
2021.5.4
GWはいかがお過ごしでしょうか?
去年と同様に京都は緊急事態宣言のなかでGWを迎えています。密や会食を避けながらできる楽しみをみつけていきましょう。
今日は日頃から意識していることについて綴ってみようと思います。
グラデーションについてです。
東洋の考え方に、陰陽という考え方があります。
陰陽について
「世の中のものは全て陰と陽の2つに分けられる」
と考えている方もいるかも知れませんが、実はそれは少し違っています。
確かに「分けられる」という考えは間違いではありません。それも考えの一部です。
陰陽で最も大切な考え方は「依存関係」だとおもっています。
世の中の全てものや現象には陰と陽、わかりやすく言い換えると”プラス”の部分と”マイナス”の部分が混在して成り立っているということです。
例えば・・・
・バリバリ働いているときもあれば、ダラダラと家で過ごすこともある。
・前向きな気持のときもあれば、鬱々とするときもある。
・暑い日もあれば寒い日もある。
などがわかりやすいでしょうか?
そして、このように相対する状態にも ”その間” があり、0 か 100 だけでは表せないはないということです。
バリバリ働いていても、心の中に不安や辛さがあることもあります。
鬱々としている気持ちの中にも、少しの希望があったりします。
相対するものが常にバランスをとり世の中は動いています。時に崩れては立て直しの繰り返しなのだと思います。
今日の自分の体調は?
今日の天気は?
今の気持ちは?
この報道は?
日々の暮らしのなかで”絶対”はありません。
世の中のグラデーションを意識しながら、柳のようにしなやかな心と体で生きていきたいと思っています。




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