昨日はくすりの日
- 大河 古田
- 2021年5月6日
- 読了時間: 2分
2021.5.6
GWが明けましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
昨日はこどもの日ということで子供とのエピソードを綴ってみました。
実は、昨日はこどもの日でもありながら「くすりの日」でもあったようです。知りませんでした。
19年5月5日に、推古天皇が兎田野(現:奈良県宇陀市)で薬草を採取することを目的に、「薬狩り」を開催。その際に毎年5月5日を「薬日」とした、との記録が日本書紀に残っていることにちなんで制定されたようです。
ということで、今日は鍼灸師として”くすり”に関して気をつけていることを書いてみようと思います。
大きくこの3つを注意しています。
1.処方の確認をする
2.使用状況の把握をする
3.作用と副作用を把握する
1.処方の確認をする
薬品の処方は医師が行います。患者さんにたいしてどのような薬が使われて治療が行われているか、どんな効果を期待しているのかを知ることは、鍼灸を行う上で重要です。
そこで注意していることは、そこで薬の効果について評価しない!ということです。
例えば、「薬があまり効いていない」ということを患者さんに伝えたとすると、飲まなければいけない薬を中断してしまう可能性があります。これでは主治医の方針や計画を邪魔してしまいます。そもそも鍼灸師には薬剤にたいして助言する資格はありません。
2.使用状況の把握をする
効果の良し悪しについてはなにも伝えませんが、薬をちゃんと飲めているか、使えているかの確認はしています。内服のタイミングに訪問した場合は、促しをすることもあります。
あと、部屋に薬が落ちているということもよくあります。その場合は、なんの薬か確認して状況に応じて報告をしています。
最近はとても便利で、錠剤などに直接書かれている数字や記号をGoogleなどで検索をかけるとすぐになんの薬か調べることができます。
3.作用と副作用を把握する
はじめの項目にもつながることですが、「どんな効果があるのか」「どんな副作用が起こりうるのか」について知っておくことも大切です。副作用がいつも起こるわけではないですが「起こるかもしれない」ことを頭の片隅においておくことは大切だと思います。避難訓練と一緒ですね。
患者さんやご家族の危険性を少しでも下げられるようにこれからも注意していきたいと思います!





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